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童話

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いなばのしろウサギ

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むかし、むかし、ある島にうさぎが住んでいました。
ある日、うさぎは対岸の岬に行きたいと思いましたが、泳げません。
うさぎは、ある考えを思いつくと、さっそく実行しました。
うさぎはサメに言いました。
「サメさん。あなたの家族と私の家族ではどちらが多いと思う。」
「もちろん、僕の方さ。」
「じゃ、数えてみましょう。みんな、ここに集めて、この島からあの岬まで一列に並んでくれる。私が上を走って数えてあげるわ。そうすれば、どちらが多いかわかるわ。」
数日後、すべてのサメが海の上に並んだので、うさぎは、数えるふりをしてサメの背中を飛び越えて行きました。
そして岬に着くと、うさぎはサメに言いました。
「騙されたとも知らず馬鹿なサメさん。ここに来たかっただけよ。おばかさん。」
騙されたと知ったサメはうさぎぎを捕まえると皮を剥いでしまいました。
「いたいよー」
うさぎは、痛くてどうしたらよいのかわからず泣いていると、サメが言いました。
「海に入ると直るよ。」
言われたとおり海に入ると、ものすごい痛さです。
「騙されたとも知らず馬鹿なうさぎだ。」とサメが言いました。
うさぎは、どうしたらよいのかわからず泣いていると、若者が通りすがりました。
「川の水で体を洗ってガマの粉を振りかけなさい。そうすれば、よくなりますよ。」
言われたとおりにすると、うさぎはよくなり、元の白うさぎになったそうです。

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