大人からお子様までたくさんのお話、童謡に触れてください♪

童話

<<前のお話 いっきゅうさん | じゅげむ | 次のお話 ふろにタクワン>>

じゅげむ

じゅげむ 右クリックで対象をファイルに保存
※ダウンロードの前に必ずお読み下さい。

むかし、むかし、ある家で子供が産まれ、お父さんとお母さんは、ニ、三日子供の名前を考えましたが、これと言った名前が浮かびませんでしたので、お父さんはお寺の和尚さんの所へ相談に行きました。
「和尚さん。ニ、三日前に子供が産まれたんですがね、名前をつけなくちゃいけません。でもこれと言ったのが思いつかねえんです。そこで、子供に名前をつけてくれませかね。」
「よかろう。して、どんな名前がお望みかな。」
「初めての子ですから、長生きする名前が良いと思うんですが。」
「それでは、『鶴亀』なぞ、いかがかな。どちらも長生きすると言われているが。」
「ちょっと古臭いですね。」
「それでは、『あ』から『わ』までの有名な場所の名前をつけよう。これから言うから忘れないように、この紙に書いて行きなさい。」
とうとう、その子は大変長い名前がついてしまったので、これを聞いたお母さんはもちろん大反対でしたが和尚さんのいう事なのでいまからかえることもできません。
ある日、その子が大きくなり友達と村の井戸の近くで遊んでいた時、誤って井戸に落ちてしまいました。
友達は、はしごを借りようと、井戸の近くの家に駆け込みました。
「すみません。誰かいませんか。」と言うと、おかみさんが出てきました。
「大変です。 秋田―岩手―宇部―愛媛―岡山―神奈川―京都―熊本―気仙沼―高知―埼玉―静岡―諏訪―仙台―草加―高松―千葉―対馬―天童―富山―長野―新潟―沼津―根室―能代―箱根―兵庫―福井―碧南―北海道―舞鶴―三重―室戸―妻沼―盛岡―山梨―夕張―米沢―嵐山―竜王―留萌―礼文―六戸―和歌山くんが井戸に落ちました。はしごを貸してください。」
「え、何だって。もう一回。」
「秋田―岩手―宇部―愛媛―岡山―神奈川―京都―熊本―気仙沼―高知―埼玉―静岡―諏訪―仙台―草加―高松―千葉―対馬―天童―富山―長野―新潟―沼津―根室―能代―箱根―兵庫―福井―碧南―北海道―舞鶴―三重―室戸―妻沼―盛岡―山梨―夕張―米沢―嵐山―竜王―留萌―礼文―六戸―和歌山が井戸に落ちた。」
「まあ大変。」おかみさんは旦那さんを起こしに行きました。
「お前さん。起きてください。大変ですよ。 秋田―岩手―宇部―愛媛―岡山―神奈川―京都―熊本―気仙沼―高知―埼玉―静岡―諏訪―仙台―草加―高松―千葉―対馬―天童―富山―長野―新潟―沼津―根室―能代―箱根―兵庫―福井―碧南―北海道―舞鶴―三重―室戸―妻沼―盛岡―山梨―夕張―米沢―嵐山―竜王―留萌―礼文―六戸―和歌山ちゃんが井戸に落ちたんですって。」
「何だと。 秋田―岩手―宇部―愛媛―岡山―神奈川―京都―熊本―気仙沼―高知―埼玉―静岡―諏訪―仙台―草加―高松―千葉―対馬―天童―富山―長野―新潟―沼津―根室―能代―箱根―兵庫―福井―碧南―北海道―舞鶴―三重―室戸―妻沼―盛岡―山梨―夕張―米沢―嵐山―竜王―留萌―礼文―六戸―和歌山が井戸に落ちたって。そりゃ大変だ。すぐに助けに行かなくちゃ。」
その子はかろうじて命拾いしました。それからは、お父さんとお母さんは名前を変えて、ただ「太郎」としました。

<<前のお話 いっきゅうさん | じゅげむ | 次のお話 ふろにタクワン>>

  • カテゴリー別メニュー
    • トップページ
    • 童話
      • 人気の昔話
      • 日本の昔話
      • 面白い人の話
      • 動物の昔話
      • 世界の昔話
      • 童話たいとる一覧
    • 童謡
      • わらべ歌童謡
      • 季節風景の歌
      • 英語の歌
      • 童謡たいとる一覧