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童話

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きんのオノぎんのオノ

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むかしむかし、あるところに
とてもまじめで、はたらきものの一人のきこりが いました。
「よーし。きょうも がんばって仕事を するぞー!」
きこりは 毎日毎日 いっしょうけんめい はたらきました。
ある日、きこりは いつものように いっしょうけんめい はたらいていました。
ところがうっかりだいじな おのを 池に おとしてしまったのです。
「あっ!しまった!あ~。こまったなあ。あの おのがないと仕事ができないよぉ。。。」
そのとき、なんと 池が 七色に かがやき はじめたのです。
きこりも びっくりしています。すると どうでしょう。
池の中から めがみさまが あらわれたのです。
「あなたは どうして そんなに ないているのですか?」
そう聞かれたので、きこりは
「じつは この池に だいじな おのを おとしてしまったのです。」
「それは お気のどくです。ところで あなたの おとしたのはこの 金のおのではありませんか?」
「いいえ。ちがいます。」
「それでは この 銀のおのですか?」
「いいえ。ちがいます。わたしが おとしたのはただの きたない てつのおのです。」
きこりは正直に答えました。
「あなたは たいへん しょうじきです。ごほうびに この 金のおのと ぎんのおのを さしあげましょう。」
「ありがとうございます!」

そのようすを 木かげから 一人の よくばりな きこりが 見ていました。
「よし。おれも あの方法で 金とぎんのおのを もらっちゃおう。」
よくばりな きこりは わざと 自分のおのを 池に なげいれたのです。
「よしよし、これで めがみさまが あらわれるはずだぞ」
すると さきほどと おなじように池が 七色に かがやき はじめました。
そして めがみさまが あらわれたのです。
「あなたは どうして そんなに ないているのですか?」
「わたしの だいじな おのをこの 池に 落としてしまったのです。」
「あなたの 落としたのは この 金のおのですか?」
「そうです そうです!それと 銀のおのも 落しちゃったんです!」
「あなたは うそつきです!!」
めがみさまは そういうと 池の中に もどって しまいました。
いくら よんでも もう もどってきませんでした。
よくばりな きこりは 金のおのを手に入れるどころか自分の 鉄の おのも なくしてしまったのでした。

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